毎日を、ちょっと面白くする。

「かけがえのない毎日」とはよく言ったものだが、どれほど美しい言葉で飾ってみても。

現実の私たちの一日は、だいたい「あー、めんどくさい」の連続でできている。

私たちから静かに気力を奪っていくのは、人生の大きな壁や、悲劇的な運命などではない。

「さっき思いついたはずの用事を忘れた」といった、くだらなくも厄介な「名もなき面倒くささ」なのだ。

SIKOMUは、そんな少しだけ泥臭い日常を、ひそかに救済するための小さな企みなのである。

月へ行く技術より、今を救う道具が欲しい。

人類は月まで行った。

それなのに私たちは、冷蔵庫の奥でしなびていく野菜の存在ひとつ覚えていられない。

進化のベクトルはどうやら、、、日常の「めんどくさい」を克服するようには

向いていないらしい。

だから、つくった。

さわると、くわしく見られます。

面倒なタスクを、もぐもぐ食べる。

  • あれ、何しようとしたんだっけ。日に三度は天を仰ぐ。

  • 己の記憶力ほど信を置けぬものはない。

  • 日々立ちはだかるタスクの山は、気合で丸飲みしようとするから苦しいのだ。

  • ならば一口サイズの「やること」に解体しよう。あとは無心で端から順にもぐもぐ平らげるだけ。

  • 厄介な現実が静かに消化されていく快感は、なかなかに悪くない。

えっ、なんか、ちょっと便利。

信念なんてものはない。そりゃ、ロケットも、自動車も作れない。

なんなら昨日買った、豆腐の賞味期限すら管理できない。

それが現実だ。

だが、どういうわけか、テクノロジーの方から勝手に手のひらに飛び込んできた。

世界は救えなくても、自分の手で誰かのために、何かのために、仕込める時代が、

とうとうやってきたのである。

毎日が、ちょっと面白くなる。

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