地獄のピンチも、笑いで突破!
笑い飛ばせば、道はひらける
予期せぬピンチにぶつかったとき、あなたならどうしますか?
目の前の困難にただ立ち尽くすか、それとも何かできることはないかとワクワク探してみるか。そんなとき、生きる元気をくれるのが絵本『じごくのそうべえ』です。田島征彦さんが描くユーモアと生命力あふれる世界は、読むだけで心がすっと軽くなりますよ。

はい、SIKOMU編集部です。今回紹介する絵本は困難を笑い飛ばす力を、子どもと一緒に学べる優しい一冊です。
この絵本のあらすじ
上方落語をベースにしたこの物語の主人公は、軽業師のそうべえ。ある日、綱渡りの最中にうっかり命を落としてしまいます。目が覚めると、なんとそこは恐ろしい鬼たちが待ち構える地獄の入り口!
そこで出会ったのは、これまたクセの強い3人の仲間たち。地獄の番人や、あの恐ろしい閻魔大王を相手に、4人はそれぞれの「とんでもない特技」を武器に大暴れを始めます。
容赦なく襲いかかる地獄の責め苦を前に、そうべえたちは一体どうなってしまうのか……!?
じごくのそうべえ
地獄のピンチも芸と笑いで大暴れ!親子で爆笑できる、上方落語ベースの痛快ハッピーエンド絵本です。
地獄の針山、なんのその!
どんなピンチも、笑いで吹き飛ばせ。
子どもにとって「死」や「じごく」は、ちょっぴり怖くて未知の世界。どうやって向き合えばいいのか、親としても言葉に詰まることがありますよね。
この絵本は、そんなちょっぴり怖い場所を、とびきりのユーモアとたくましさで描き出しています。おどろおどろしいはずの地獄を、持ち前の芸と知恵でケラケラと笑い飛ばしていくそうべえたちの姿を見ていると、怖い気持ちもどこかへ消えてしまうかもしれません。
「じごくって、意外と怖くないのかも?」「どんな場所でも、仲間がいれば楽しく生きていけるんだ!」そんな風に、困難を恐れない前向きな心が、子どもの中にそっと育まれるきっかけをくれるはずです。
実際に読んでみて(感想)
「地獄でさえこんなに楽しいなら、現世の悩みなんて大したことない」
――読み終えた私の胸に、そんな清々しい強さが突き抜けました。どんな逆境も「なんとかなるさ」と笑い飛ばすそうべえたちの姿は、困難を前に縮こまっていた私の背中を優しく、力強く押してくれます。明日を生きる活力が、じんわりと湧いてくる一冊でした。
振り返り:この絵本が残してくれたもの
現世で死んでしまったはずの4人ですが、悲壮感はゼロ。針の山も、熱湯の釜も、自分の芸や特技を活かして「平気のへっちゃら」と切り抜けます。
「知恵と仲間さえいれば、どこへ行っても生きていける」という、人生の荒波をサバイブしていくための前向きな開き直り(ポジティブさ)を、心にそっと植え付けてくれます。
地獄のちっぽけな鬼退治、
あなたの明日はどう変わる?
凄まじい生への執着と笑いを見せてくれたそうべえたち。彼らのたくましさに触れた私たちは、きっと明日から、目の前の小さな悩みを笑い飛ばせるようになっているはずです。
今日交わす挨拶を少し元気にしてみたり、子どもとの何気ない会話を愛おしく感じたり。この一冊は、私たちの日常を新しく輝かせる力を秘めています。
じごくのそうべえ
地獄のピンチも芸と笑いで大暴れ!親子で爆笑できる、上方落語ベースの痛快ハッピーエンド絵本です。