姿を変えても
変わらない心
誰も見たことがない、ピンクで不思議な生き物が庭から現れたら…ドキドキしちゃうよね
でも、姿かたちや言葉が違っても、優しい心はきっと通じ合うはず。世界中で愛されるバーバパパの誕生と、みんなが笑顔になる魔法のような変身をお届けします。優しさとワクワクが詰まった、ハッピーな物語の始まりです!

はい、SIKOMU編集部です。今回紹介する絵本は「自分と違うだれかとの共生」という深いテーマを、子どもと優しく学べる一冊です。
この絵本のあらすじ
ある日、庭の土から「ニュキニュキ」と生まれてきた、ピンク色の不思議な生き物・バーバパパ。男の子とすぐに仲良くなりますが、その体の大きさゆえに、家からも、動物園からも追い出されて居場所をなくしてしまいます。
行くあてもなく、寂しく街をさまようバーバパパ。しかし、そんな彼にしかできない「ある特別な魔法」がありました。ある日、街を揺るがす大ピンチが訪れたとき、その魔法が奇跡を起こすことに……!
はたしてバーバパパは、自分の居場所を見つけることができるのでしょうか?
おばけのバーバパパ
庭で生まれた変幻自在のピンクの生き物!世界中で愛される、優しくて愉快なバーバパパの原点となる絵本。
姿やかたちが違っても
心はいつでも、すぐそばに
子どもが「自分とまわりの違い」に気づき、戸惑いを感じる瞬間は、誰にでも訪れるものかもしれません。みんなと同じようにできない焦りや、自分の個性が受け入れられないかもしれないという不安は、幼い心に小さな影を落とすこともあります。
そんなとき、大人は静かに寄り添いながら、その子のありのままを肯定してあげる言葉が必要なのかもしれません。
この絵本は、そんな大切な時期に、子どもと「お互いを認め合うこと」について優しく語り合うきっかけをくれるのではないでしょうか。
たとえ見た目や言葉が違っても、優しい心があればきっとお互いの居場所になれるのだと、そっと教えてくれる橋渡しのような存在になってくれたら嬉しいですね。
「ちがうこと」は、怖くない。いつか誰もが、誰かのヒーローになれる。この絵本はそう、静かに教えてくれます。
姿を変えても、変わらない心
実際に読んでみて(感想)
ある日、カタチを変えて人の心に寄り添う、ピンク色の優しい奇跡と出会いました。
楽しい変身劇だと思って手に取ったこの絵本。でも、姿が違うだけで居場所をなくしたバーバパパが、その姿のまま誰かを救う姿に、本当の優しさとは何かを深く教えられました。
外見や言葉の壁を超えて、ありのままの自分で誰かと心を通わせる温かさ。読み終えたあと、目の前の大切な人をただ抱きしめたくなるような、じんわりと誠実な感動がここにあります。
振り返り:この絵本が残してくれたもの
この絵本が残してくれたものは、自分の個性を愛し、他者と違いを認め合うことで生まれる「本当の絆」です。
見た目が違うだけで拒絶されたバーバパパが、優しい心のままに自らの形で人々を救い、居場所を見つけていく姿。それは、人と違っても自分らしく誰かのために行動する勇気と、互いを受け入れ合うぬくもりを教えてくれます。
忙しい日々の中で忘れがちな、ありのままの自分を肯定する大切さと、違いを超えて手を取り合う優しさを、じんわりと心に灯し続けてくれる一冊です。
姿を変えても
伝わるものは?
この絵本を読み終えたとき、私たちの明日への視線は少し優しく変わるはずです。「自分と違うもの」を恐れず、目の前の人のありのままを受け入れること。そして、自分の個性を信じて、誰かのために一歩を踏み出すこと。
そのささやかな優しさが、誰かの心を救い、温かい居場所を作っていく。そんな風に、私たちも誰かと笑顔で手を取り合える明日へ。
変わらない心、つなぐ未来へ
おばけのバーバパパ
庭で生まれた変幻自在のピンクの生き物!世界中で愛される、優しくて愉快なバーバパパの原点となる絵本。