もしかして…から始まる世界
頭と心を柔らかくほぐす絵本
「これって本当にりんごかな?」目の前にあるものを、ちょっと違う視点で見つめてみませんか?
大人になるとつい物事を決めつけがち。思考が凝り固まっていた私は、この本に出会いハッとしました。たった一つのりんごから広がる少年のユーモラスな妄想に、ワクワクと驚きが止まらなくなります!

はい、SIKOMU編集部です。今回紹介する絵本は「もしも」で世界を広げる想像力です。
この絵本のあらすじ
ある日、男の子が学校から帰ると、机の上に一つのりんごが置いてありました。でも…「これ、もしかしたら、りんごじゃないのかもしれない」。そんな小さな疑いから、少年の頭の中でワクワクする想像の旅が始まります。
「裏側はみかん色かもしれない」「実はメカがぎっしり詰まっているのかも」「育てたら大きな家になるのかな?」少年の妄想は、りんごの枠を飛び越えて、どんどん奇想天外な方向へエスカレート!
剥いても剥いても別の果物が出てくるかもしれないし、夜中にこっそり動いているのかもしれない。ついには、このりんごが「ある大それたもの」に見えてきて……!?
ひとつのりんごを巡る、終わらない「もしも」のゆくえ。はたして、この果物の正体とは?
りんごかもしれない
頭のなかを柔らかくする、ユーモアいっぱいの「かんがえる」絵本!子どもから大人まで夢中になる一冊です。
ひとつのりんごが教えてくれる
自由でやわらかなものの見方
「なぜ?」という子どもの純粋な問いや、日常のふとした疑問。そんなとき、正解をひとつに決めつけるのではなく、一緒に「もしも」の世界を旅してみたら、どんなに素敵でしょう。
この絵本は、目の前にある「当たり前」をいろんな角度から面白がり、想像の翼を広げるヒントをくれます。頭の中で自由にアイデアを膨らませる楽しさは、まだ見ぬ世界への好奇心を刺激し、心をちょっぴり豊かにしてくれるかもしれません。
見えている姿だけがすべてじゃない。
正解のない問いを楽しむ心。想像力は、どこまでも広がっていく。
実際に読んでみて(感想)
ひとつのりんごが、私の退屈な日常をカラフルに塗り替えてくれました。
子どものためのユーモア絵本だと思って開いたのに、待っていたのは「当たり前」から解放される心地よい衝撃。次々と飛び出す奇抜な妄想にクスッと笑いながらも、凝り固まっていた頭がじんわりとほぐれ、世界が愛おしく見えてくるのです。
我が子と「もしかしたら…」と言い合う時間は、何より愛しい宝物。ただの果物が、無限の宇宙に見えてくる。そんな魔法を、この本は静かにかけてくれました。
振り返り:この絵本が残してくれたもの
この本を閉じたあと、いつもの見慣れた部屋が、どこか新しく見えてきます。「正解」を急がず、「もしも」と立ち止まる心の余白。それこそが、この絵本が残してくれた一番の贈り物です。
コップも、ペンも、通り過ぎる風さえも、小さな秘密を隠しているかもしれない。そう想像するだけで、退屈だった毎日はこんなにも瑞々しく、愛おしいものに変わるのです。
その「あたりまえ」
本当にそうでしょうか?
ページを閉じた明日からは、いつもの景色が少し違って見えるはず。大人も子どもも関係なく、「もしも」の視点を持つだけで、目の前の世界はどこまでも新しく作り変えていけます。
今日の「ただいま」のその先に、あなたならどんなワクワクを想像しますか?小さな問いかけが、未来を鮮やかに変えていく。
ひとつのりんごから。はじまる、僕らのミライ。
りんごかもしれない
頭のなかを柔らかくする、ユーモアいっぱいの「かんがえる」絵本!子どもから大人まで夢中になる一冊です。