「機械は思考できるか?」

問いの始まり、現代コンピュータの父、イギリスの数学者アラン・チューリングが発表した論文『計算機械と知能(Computing Machinery and Intelligence)』がすべての始まり。「機械は思考できるか?」
1950年、そんな問いから始まったAIというテーマで今後発展していく未来を勝手に予想して、まだ見ぬ面白い企業を先堀してみようと思います。

ところでAI君よ、世の名でAIを活用している人はどのくらいいるか調べて教えて!

企業での活用率は約68%〜80%、個人での活用率は約27%〜34%となっています。
ことの発端は「SaaSの死」で所有する株式がボコボコにやられたからです。AIなめてました、すみませんでした。
でもそんな代替と呼ばれるほどのもんなのか?と思い、実際に使ってみるとAIってめちゃ便利ですね、まだAIの入口しか触っていない状態でこれだけの感動があるので、深堀するとその便利さに発狂するんでしょうね。
まずは、記事中に出てくる日本企業を役割ごとに簡単にまとめたリストを作成しました!
AIは「画面の中の相談相手」から「現実世界のパートナー」へと変わる決定的な新時代に突入!!
プライベートAIによる専用AIの誕生!オープンAIから個人所有の専用AIの時代が来ると予想しています。個人的には携帯電話のような流れになるのでは?と思っています。
また、何かしらの媒体を通してブラウザやアプリを人間のように操作するAIが、私たちの「秘書」として日常に溶け込むと思っています。

数年先の未来では、どんな媒体が主流になっているのでしょうね!
今はとにかく幅広いユーザーにAIを使用させて、その便利性を理解させる段階だと感じています。もちろんAIを開発・製造するのにも莫大なコストがかかると思いますのでお金を回収する必要がありますが、お金の回収はもう一段階先の話だと思っています。
では、もう一段階先って?を考えると出てくるのが「携帯電話」です。今は当たり前のように一人一台の携帯電話を所有する時代になりましたが、まだ携帯電話が普及する前は「公衆電話」という誰でも使える公共の電話が主流でした。
現在のオープンAIは公衆電話と同じ立ち位置と考えると、この先は個人が所有する専用AIの誕生、まさにAIが現代の携帯電話と同じ立ち位置になったとき「お金の回収」という段階に入るのではないかと思います。
AI「知能」の裏側を支える黒衣たち:GPU帝国から日本が誇る素材・製造装置までをいくつかピックアップ!
現在のAIというテーマを取り巻く企業について簡単に見ていこうと思います。AIを動かすための計算資源(チップ)や土台を提供している企業からAIそのものの「知能」を研究・開発している企業まで様々ですが、そのほとんどは海外の企業です。
圧倒的な覇者
(GPU・プロセッサ)
AIの学習や実行に不可欠な高性能チップ・GPUで世界シェアの約8割を握り、ハードウェアからソフトウェアまでを一手に提供することで、2026年現在のAI社会を根底から支える「絶対王者」。
NVIDIAの唯一無二のライバルとして、Metaなどの巨大テック企業に採用される高性能AIチップ「Instinctシリーズ」を展開し、「脱NVIDIA」を目指す市場の受け皿としてシェアを急拡大させている実力派。
独自の「専用チップ」を作る巨大テック
(自社開発)
自社開発のAI専用チップ「TPU」を武器に、最強AI「Gemini」の学習から検索エンジンへの実装までを自社インフラで完結させる「垂直統合型」のAI巨人。
「Trainium」や「Inferentia」といった自社製チップをクラウド(AWS)経由で提供することで、NVIDIAに頼らずに「世界で最も安く、効率よくAIを動かす場所」を提供しようとするインフラの覇者。
自社開発のチップ「Apple Silicon」に搭載された強力なAIエンジンを武器に、クラウドを介さずiPhoneやMacの中で安全かつ高速にAIを動かす「オンデバイスAI(エッジAI)」の分野で世界最強のシェアを誇るリーダー。
次世代の「NVIDIAキラー」
(新興勢力)
「シリコンウェハ1枚を丸ごと1つの巨大チップにする」という異次元の発想でNVIDIA超えの処理速度を実現し、2026年には上場も控える「AI計算の常識を塗り替える破壊的プレーヤー」。
伝説的設計者ジム・ケラー氏率いる新興勢力で、日本のラピダスやトヨタと深く連携し、柔軟な設計(RISC-V)によって次世代のAIチップと自動車などのエッジデバイスを結びつける「日本のAI産業復活の鍵」を握るパートナー。
日本が世界を支配する
「素材・製造装置」
2026年現在のAI産業は、NVIDIAが設計しTSMCが製造する知能を、日本企業が「世界シェアを独占する独自の素材と超精密な製造装置」で物理的に具現化することで成立しており、まさに「日本が止まれば世界のAI進化が止まる」という不可欠な構造になっています。
NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが「日本なしにAIの供給網は語れない」と明言する理由がコレですね。
【土台】
産業のコメを産み出す
半導体の土台となる「シリコンウェハ」で世界シェア1位を誇り、さらに最先端AIチップの微細な回路を描くのに必須な「EUVフォトレジスト」でも圧倒的。「信越が止まれば、世界中のAIチップの生産が止まる」と言われる、AI産業の最上流を支配する企業。
【準備】
1ナノの世界を描く「型」を作る
高性能チップの基板に不可欠な絶縁材料「ABF」で世界シェアほぼ100%を誇り、NVIDIAを含む**世界の主要なAI半導体のすべてにその技術が組み込まれている「食とハイテクの橋渡し役」。
最先端のAIチップを作るための「設計図の原版(フォトマスク)」に欠陥がないか検査する装置で世界シェア100%を独占しています。彼らの装置がなければ、数千億円かけて導入したASML(オランダ)の露光装置もただの箱と化す、製造工程の「究極の門番」。
【加工】
物理的な限界に挑む
トイレのイメージを覆し、独自のセラミックス技術で半導体回路を焼き付ける露光装置の超精密部品(静電チャックなど)を供給する、AIチップの微細化競争を物理的な精度で支える隠れた主役。
世界最高峰のファインセラミックス技術を誇り、半導体製造装置内の過酷な環境に耐える高精度なヒーターや部品を供給することで、AI半導体の量産と歩留まり向上を支える「製造現場の守護神」。
世界トップクラスの半導体製造装置メーカーとして、AIサーバーに必須の最新メモリ(HBM)などの製造プロセスを支え、2026年も過去最高水準の利益を叩き出す「日本のハイテク産業の象徴」。
【仕上げ】
1つのウェハから数千のチップへ
AIチップの製造に欠かせない「切る・削る・磨く」技術で世界シェアの約7割を握り、2026年3月期には6期連続の過去最高益を更新し続ける「AI半導体時代の最強の仕上げ屋」。
【検査】
知能の「品質」を保証する
AIの高速処理に不可欠な最新メモリ「HBM(広帯域メモリ)」が正しく動くかテストする装置で、世界シェアの半分以上を掌握。「AIが賢く、速く動けるかどうか」を最終チェックする、品質保証のラストワンマイルを握る企業。

AI 70年の全史!! 「ルールを教える」から「自ら考えて実行する」パートナーへ
AIの歴史って知っていますか?と問われると、何も知りません!となります。ここでザッと歴史を振り返ってみてみようと思います。そもそもAIって、、、考えた人天才でしょ。

ということで、AIの歴史を時系列に教えて!

黎明期(1950年代〜1960年代)から自律型AIエージェント時代(2025年〜2026年現在)を簡単にまとめるとこんな感じです。
1950年にチューリングが知能の判定基準を提唱し、1956年のダートマス会議で「AI」という名が与えられたことで、1966年の世界初となるチャットボット「ELIZA」の誕生へと繋がるAI研究の幕が開ける。
1970年代の限界直面による最初の「冬」を乗り越え、1980年代には「エキスパートシステム」がブームとなるも、1990年代にはその柔軟性の欠如から再び失望が広がり、AI研究は二度目の長い停滞期を経験しました。
2012年のAlexNetによる画像認識革命でディープラーニングが脚光を浴び、2016年の「AlphaGo」による囲碁王者の撃破が世界を震撼させた後、2017年にはGoogleが現在の生成AIの心臓部となる革新的技術「Transformer」を発表し、知能の進化を決定づける。
2020年の「GPT-3」発表により言語モデルの巨大化が加速し、2022年のChatGPTやStable Diffusionの登場でAIが一般市民の日常に浸透したことで、2024年には目や耳を持つ「マルチモーダル化」が映像や音声の処理精度を劇的に引き上げる。
2025年に自律的にタスクを完結させる「AIエージェント」が普及したことで、2026年現在はAIがロボットという「肉体」を得る「フィジカルAI」へと進化し、人型ロボットが現実世界で物理的な作業をこなす実用化の時代を迎える。

1956年に「AI」という名が、1966年の世界初となるチャットボット「ELIZA」の誕生!ってAIの歴史も古いんだね。この頃の日本はどんな時代だったのだろう?

この頃の日本は4年後の1970年に開催される「大阪万博」に向けて、コンピュータによる情報処理や自動制御の構想が練られ始め、日本中が「未来のテクノロジー」に最もワクワクしていた時代ですね。
次の一歩は「目」の共有!AIエージェントが「肉体」を得る日、視覚革命を支える素材・装置・センサーの覇者たちとは?

プライベートAIの発展で個人がAIを所有する時代が来た時、AIという脳はどんな媒体に腰を据えるのでしょうか?携帯電話を主に発展していくのか、はたまた全く別の物を主として発展していくのか。とても楽しみですね。
いずれにしろ、私が予想する次の一歩は「目」だということ。私たちが見ている景色をAIにリアルタイムに共有して目の前の問題を解決してもらう時代に突入すると思います。現に2026年現在、AIの「目(視覚認識能力)」は、単に「何が写っているか」を当てる段階を超え、「人間と同じように文脈や空間を理解し、行動につなげる」フェーズに突入しています。
では、今後「AIの目」が発展していく程、「これがないと話にならない!」という技術を持つ面白い日本企業を探して、ピックアップしてみようと思います。
日本が世界を支配する
「AIの目・感覚・肉体」
2026年、AIの主戦場は「画面の中」から「現実世界」へ。AIに「目」と「神経」と「筋肉」を授けるのは、これら日本企業の変態的な(最高の褒め言葉)技術力だと思います。
またこれらは、GAFAやNVIDIAがどれほど優れたソフトウェアを作っても、「物理的な実体」として動かすためにどうしても必要になる、日本の独壇場といえる技術として発展していくと信じています!頑張れニッポン!
【視覚】
AIに「何がどこにあるか」を教える
「インテリジェント・ビジョン・センサー」は、世界シェア首位の画像センサーにAI処理機能を直接組み込むことで、クラウドを介さず「目」そのものが瞬時に物体を認識・判断する、圧倒的な速さとプライバシー保護を両立した次世代の知能デバイス。
センサーの絶対王者としてAIを内蔵した「スマートセンサー」を実用化し、工場の製造ラインにおいて人間を超える速度と精度で瞬時に不良品を見抜く、まさに「最強の動体視力」を現場に提供。
【空間感覚】
AIに「距離感」を授ける
鉄道信号の最大手として培った高い信頼性を武器に、工場の自動搬送車(AGV)などが障害物を避けて「あと何センチでぶつかるか」を判断するための3D距離画像センサ(LiDAR)を展開し、正確な空間認識を提供するニッチトップとしてAIの「安全な目」を支えている。
独自の光学技術でカメラとLiDARを一体化し、霧や雨などの視界不良下でもAIが周囲を正確に把握できる「全天候型・3眼AI測距カメラ」を2026年に発表し、自動運転や手術ロボットの「核となる目」を提供。
【触覚・神経】
AIに「力加減」と「気配」を覚えさせる
世界首位のベアリング技術を土台とした「超精密部品の塊」のような企業であり、ロボットの関節にかかる力を検知する独自の「6軸力覚センサー(トルクセンサー)」を供給することで、AIが卵を割らずに掴むような繊細な力加減を判断するために不可欠な「触覚」の役割を担っている。
焦電型赤外線センサーで世界トップシェアを誇り、カメラの死角でも「人の気配」や「微細な動き」を瞬時に察知することで、AIが反射的に状況を判断し反応するための「第六感」を担う不可欠な技術を提供している。
【肉体】
AIの意志を「精密な動き」に変える
精密減速機の絶対王者として、AIが計算した動きを1ミクロンの狂いもなく滑らかな物理動作に変換するロボット関節の「最強の筋肉」を供給しており、AIが視点を変える際にもガタつかずにピタッと止めるために「これがないと話にならない」と言わしめる、フィジカルAI時代に不可欠なグローバルニッチトップ企業。
モバイルモーションキャプチャアプリ「everymo(エブリモ)」を展開し、大がかりな装置を使わずiPhone1台でAIが骨格検知・データ化できるシステムを提供することで、熟練工の動きをAIにコピーさせ物理的な「技術継承」を加速させる「動きの翻訳家」としての役割を担っている。
【実装・インフラ】
AIを社会の「現場」に送り込む
半導体商社でありながらAIの実装支援に極めて積極的な「AI実装の最強プロ集団」であり、自動運転や工場のスマート化などバラバラの技術を1つの「動くシステム」として統合し、フィジカルAIを支えるインフラを提供する「AI社会の総監督」として注目。
瞬きよりも速く、変化を捉える!
AIの反射神経を爆発させる「第3の目」の衝撃
ソニーがセンサーを作り、モルフォがその「波紋のようなデータ」を瞬時に解析する。このコンビが、2026年のロボティクス界における「最強の反射神経」を生み出している。
この「反射神経」を手に入れたAIが、私たちの日常生活(家事ロボットや自動運転など)で具体的にどんな「超人技」を見せてくれるのか、想像が膨らみますね。
ソニーグループが開発した「イベントベース・ビジョンセンサー(EVS)」は、人間の視神経のように情報の「変化」だけを抽出する画期的なデバイスであり、その特殊なデータをモルフォ独自のAIソフトウェアで高速処理することで、従来のカメラでは不可能だった超高速な反応と低消費電力を両立した「AIの反射神経」を実現。
スマートグラス(AR・ウェアラブルAI)
ココが「AIの目」の最前線!
MOVERIOが面白いのは、単に「映像を映す」だけでなく、AIが「装着者の見ているもの」を理解してサポートする点、熟練工の知能をインストールしてAIが若手の見ている視界を解析し、「次に回すべきネジはこれです」とAR(拡張現実)で指示を出すなど。
独自の光学技術を用いたスマートグラス「MOVERIO」を展開しており、AIと連携して熟練工の視覚情報をリアルタイムで共有・解析することで、製造や物流の現場における高度な遠隔作業支援や技術承継をハンズフリーで実現。